まずは、久々に撮ったポリプの食事シーンから。
のんびりしているポリプの、この一瞬の素早さがおもしろいです。
先週から、ガラス面のポリプを取り、
別容器でサンゴ石に再活着させて飼育ビンに戻す、
というサイクルを少しずつ行っています。
再活着させずにスポイトで吸い上げ、直接飼育ビンに戻す、
という方法にもチャレンジ。
徐々にガラス面組のポリプが減ってきました。
ところで、スポイトはspuitとつづるオランダ語で、
英語ではdropperって言うんですね。
英語ではないとは知りませんでした。
しかも、私はスポイ「ド」と言ってました。
ちなみに、ピペット(pipette)というと、
化学ニュアンスが強くなるようです。
そんな時、ふとクラゲの不思議(誠文堂新光社)を読み始めました。
この本によると、ポリプの増え方はいくつかあるようです。
1:出芽法
2:二分裂
3:ポッドシスト形成
3は、移動した後に足跡のように組織を残し、
その組織がポリプになる…。ん?
ああっ! これ、藻じゃないんだーっ!!
どうやら私が藻だと思っていたのは、
ポリプの赤ちゃん(種?)だったようです。
計画も終盤に近づいたところで、根幹から覆されてしまいました。
本によると、他にも、プラヌラのような遊泳するかたまりを作ることもあるんだとか。
なんと不思議な生き物なんでしょう。