暑さのピークを過ぎて気温が下がったからなのか、
大邸宅に引っ越したからなのか、
オトメマイマイは活発に動くようになりました。
前と大きく変わったのは霧吹きの回数。
毎日せっせと霧吹きをしないと乾いてしまいます。
前の家はものすごく蒸れていたんだ。ごめん。
しかし、未だにカトルボーンに乗っかっている姿は見たことがありません。
カルシウムのためにフンパツしたのになあ。
とほほ。
暑さのピークを過ぎて気温が下がったからなのか、
大邸宅に引っ越したからなのか、
オトメマイマイは活発に動くようになりました。
前と大きく変わったのは霧吹きの回数。
毎日せっせと霧吹きをしないと乾いてしまいます。
前の家はものすごく蒸れていたんだ。ごめん。
しかし、未だにカトルボーンに乗っかっている姿は見たことがありません。
カルシウムのためにフンパツしたのになあ。
とほほ。
河原で拾った石で、見立て遊びをしてみたのですが、
なぜかぶっそうなオヤジしか頭に浮かびません。
どうした脳みそ、もっとかわいいものを描く予定じゃなかったのか?
ポリプのそばにあった藻だと思っていたつぶつぶは、
ポッドシストというクラゲのタネのようなものだとわかりました。
ガラス面にくっついていたからこそ観察できたと思うと、
ビンに藻が生えたのもよかったのかも…と思えてきます。
おもしろい生き物ですよねえ。
ポッドシストを今よりもっと大きく見てみたい、
気軽に見られるものはないか…と探していたら、
こんなハンディ顕微鏡を見つけました。
60倍から120倍までズームできます!
ガラス面にくっついているから、これで観察できるはず!と、注文。
…しかし、ガラスが厚すぎて、裏側までピントが合いません!
そこで、対物部分のカバーを外して、ビミョーに傾けながら観察していますが、
ビンの側面なので、ぐらぐら揺れて見づらいです。
う〜ん、残念。慌てて買いすぎました。
別のものを観察するときに役立てます。
あらためて武田晋一さんの「カタツムリハンドブック」を読んでいたら、
うちのオトメマイマイはかなり劣悪な環境で暮らしていることが判明。
これはいかんと、家にあった飼育ケースに移しました。
カルシウムを摂るのに最適だという、
コウイカの甲「カトルボーン」なるものも買ってきてプレゼント。
大邸宅の完成です。
オトメはさっそくニンジンをかじり、
貝殻も少しかじって、カトルボーンへ…、
行くかと思いましたが、それには目もくれず、フタの裏で一休み。
空気が動いているところが快適なのでしょうか。
カトルボーン、いつか食べてくれるかなあ…。
そうそう、カタツムリを飼育するとき、
床材としてキッチンペーパーを敷くとよい、とあります。
うちに、乾いてしまった紙おしぼりが結構あるのですが、
使っても大丈夫なのでしょうか。
何か薬品が付いているような気もして、今のところは使わずにいます。
角の生えた女の子とすれ違いました。うまくできていてかわいいです。
まずは、久々に撮ったポリプの食事シーンから。
のんびりしているポリプの、この一瞬の素早さがおもしろいです。
先週から、ガラス面のポリプを取り、
別容器でサンゴ石に再活着させて飼育ビンに戻す、
というサイクルを少しずつ行っています。
再活着させずにスポイトで吸い上げ、直接飼育ビンに戻す、
という方法にもチャレンジ。
徐々にガラス面組のポリプが減ってきました。
ところで、スポイトはspuitとつづるオランダ語で、
英語ではdropperって言うんですね。
英語ではないとは知りませんでした。
しかも、私はスポイ「ド」と言ってました。
ちなみに、ピペット(pipette)というと、
化学ニュアンスが強くなるようです。
そんな時、ふとクラゲの不思議(誠文堂新光社)を読み始めました。
この本によると、ポリプの増え方はいくつかあるようです。
1:出芽法
2:二分裂
3:ポッドシスト形成
3は、移動した後に足跡のように組織を残し、
その組織がポリプになる…。ん?
ああっ! これ、藻じゃないんだーっ!!
どうやら私が藻だと思っていたのは、
ポリプの赤ちゃん(種?)だったようです。
計画も終盤に近づいたところで、根幹から覆されてしまいました。
本によると、他にも、プラヌラのような遊泳するかたまりを作ることもあるんだとか。
なんと不思議な生き物なんでしょう。
先日、モレスキンのノートとペンをイタリアのお土産でいただきました。
どっちもステキだけど、ペンのデザインが特にカッコいい!
子どものころ、2段ベッドの上段争奪戦を兄弟でやってました。
英語ではbunk bedっていうのだとか。辞書で調べたら、
bunkもbedも寝台という意味。言葉を重ねて2段ってこと?
そんなことないか。
どういう由来なんでしょう。
これまでのあらすじ。
ウミウシおやじさんにいただいたミズクラゲのポリプ。
日に当たる場所に飼育ビンを置いていたら、ポリプの住むサンゴ石に藻がどんどん生え、
一部のポリプは藻を逃れて飼育ビンのガラスへ。
あわてて日が当たらない場所へ飼育ビンを移動しました。
藻が茂ったサンゴ石に住むポリプを別のサンゴ石に引っ越させ、石を洗浄。
飼育ビンには平穏が訪れましたが、ガラス面のポリプはそのままどんどん増えました。
しかも、新たな藻らしきものが出現。
ガラス面組のポリプたちには、できればサンゴ石に戻ってもらいたい。
これが今のミッションです。
あらすじ終わり。
で、先日から少しずつ、サンゴ石組のポリプを新しい飼育ビンに移していました。
そろそろ全部移動しただろう、と思ったのですが、よーく見てみると…、
サンゴ石の隙間にまだまだいます。
この分だと見えないところにもいそうです。
これは計画を見直さないといけません。
このままガラス面のポリプたちを落としてしまってはどうでしょう。
あちこちのサンゴ石にくっつくので観察しにくくなるでしょうが、
定着したらまた別のビンに移すといいかな。
存在に気づかずサンゴ石を動かしたり水を抜いてしまうよりは、
その方がいいと思うんですよ。
というわけで、ポリプをガラス面から落としてみようと、
以前の引っ越しの要領で、つまようじで足払いをかけてみました。
しかし!
そうでした!
つまようじで足払いをかけると、つまようじにポリプがくっついてくるのでした。
落ちない!
そこで、落ちないものは引っ越しの要領で、別容器に移すことにしました。
ガラス面組の1/3を引っ越しです。
前も思ったのですが、こんな丸太のようなものでこそげ取られて大丈夫でしょうか。
がんばって生きてくれ!
生きろ!